レンタルDVDのコピー方法

リッピングについて

 

 

リッピングとは、DVDやCDなどに記録されているデジタルデータをパソコンに取り込むこと、あるいは、パソコンで扱いやすいデータの形に変換してファイルにすることです。

 

このリッピングという行為は、DVDなどが本来使用するDVDプレイヤーなどのメディアを使わなくても、DVDに記録されていた内容をパソコンなどで再生できる事から、実質的にはコピーを制作していることになります。

 

このコピー行為には著作権の問題が絡んでくるため、非常にデリケートな部分があることも事実ですが、このリッピングを行うことでDVDのバックアップとしても利用できるだけでなく、より利用方法の幅が広がることにもなります。

 

リッピングは、音楽や映像などの情報をファイル化してパソコン上で取り扱いやすくするための準備段階です。しかし、このファイル化をすることによって色々なメリットが発生することになるのです。

 

例えば、音楽をMP3などに圧縮してパソコンに保存しておけば、パソコンやデジタルオーディオプレーヤーなどからその音楽を聴くことが出来るようになります。一般的に、音楽CDは1枚で最長74分までしか音楽を再生できないのに対して、パソコンに取り込まれたMP3データであれば、適切な連続再生用ソフトウェアを利用することによって、遥かに長い連続再生が可能になるのです。

 

特にデジタルオーディオプレーヤーは、小型で携帯性に優れ、長時間再生も可能であるため、非常に便利なメディアです。また、著作権の問題を別にすると、パソコンにファイルとして取り込まれたデータは、別のCD-RやDVD-Rなどに書き込んだりインターネットなどを利用してやり取りを行なうことが出来るため、このファイル化には大きなメリットがあるといえるのです。